前回の記事では、サクランボの葉でお茶を作りました
非常に良い出来で、例えるなら桜餅の風味がするお茶が出来上がりました
リンクを張っておくので良ければ除いて行ってください!
そして今回は、サクランボの実でお茶を作ったのでその感想をまとめています!
作るにあたって、まずはサクランボの実を乾燥させ、ドライチェリーにしています
後半では、手作りドライチェリーの感想も書いていきます
サクランボの栄養
今回は乾燥させたサクランボの実からお茶を作りますが、サクランボが含む栄養素も参考にしていってください
カリウム
カリウムには、血圧を下げてくれる働きがあります
体内の余分な塩分を尿として排出し、血圧を下げるだけでなく浮腫(むくみ)の改善にも貢献してくれます
高血圧や、手足のむくみが気になる方には是非とも接種していただきたい栄養素です
ビタミンC
ビタミンCにはお肌を紫外線から守ったり、免疫力を高める働きがあります
体内で細胞が酸化するのを防ぎ、若々しい健康的な体を維持してくれます
粘膜の保護にも役立ち、目、鼻、口などから侵入したウイルスや細菌から体を守ります
葉酸
葉酸は細胞分裂を補助し、分裂の効率を上げる働きがあります
妊娠初期の胎児の形成に有用で、妊婦さんには葉酸のサプリが処方されるほどです
また、お肌のアンチエイジングにも効果が期待できるため、美しい肌や健康な粘膜を作る手助けをしてくれます
鉄
サクランボには鉄分も豊富に含まれており、貧血の改善にも役立ちます
鉄は血液内に存在する「赤血球」の産生に不可欠な栄養素であり、人体に不可欠なミネラルです
たんぱく質やビタミンCと一緒に接種すると吸収効率が上がります
ポリフェノール
サクランボは、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールを多く含んでいます
このポリフェノールは体内の活性酸素を除去することで、動脈硬化や慢性的な炎症を鎮めてくれます
作り方
作り方は非常に簡単で、レンジさえあれば誰でも作れます
完全に乾燥するのには時間が必要で、3日ほど天日干しする必要があります
また、今回は実が小さいため種は取りませんでしたが、種を取り除く際はストローなどを活用すると効率よく作成できます
作り方
- サクランボの実を洗う
- 水気を切り、オーブンレンジを用いて、90℃で120分加熱する
- 完全に乾燥していないため、風通しの良い場所で自然乾燥させる
味
お茶の味を評価
色味
お茶を淹れてみて最初に思ったことは「色が薄い」ことです
葉っぱなどを用いる際は、鮮やかな緑色をしていたり、何かしらの色味がありました
しかし、サクランボの実だけで入れたお茶は色味がなく、うっすら茶色?のような色合いをしていました
香り
続いて香りを嗅いでみます
暖かい湯気が出ているので、思いっきり吸い込みます
しかし、全く香りがない…
どれだけ湯気を吸っても何も感じることはできませんでした
味
色味、香りが微妙でも味が良ければ万事OK
そんな心持ちで一口目を口に運びます
うーん…
なんというか、味がない?
正確には何か後味があるけど、苦味や香ばしさは感じません
後味の正体を探るべく、二口目にいきます
よく味わうと、後味の正体に気づきました
鉄のような味が口の中に残るのです!
薄~い鉄味
知っている味ですが、思い出すのに時間がかかりました
サクランボに含まれる鉄分が溶け出してきているのでしょうか?
ここまで読んでくださった方なら検討がつくはずですが、総評をすると美味しくありませんでした…
まとめ
色味:薄い
香り:なし
味 :薄い、鉄の後味
ドライチェリーの味
今度はドライチェリーを試食してみます
種を取っていないため、かみ砕かないように注意しないと
まずは一粒、口の中に入れます
最初に感じたのは「酸っぱさ」
サクランボの酸味が口の中に広がります
実をかじると、今度はほのかな甘みを感じることができました
市販のドライフルーツのような強烈な甘みはありませんが、酸味とほのかな甘みで非常に美味しく食べられました
一点だけ課題があるとすると、実が小さいため食べられる部位が少なかった点が気になります
まとめ
美味しい
酸っぱい
甘みは少ない
食べるところ少ない
評価
★☆☆☆☆ 1/5
色味だけでなく、香りや味もなかったことから、実でお茶を作るのは厳しいことが分かりました
鉄の後味はまずくはなかったのですが、美味しくブレンドできる自信がありません
以上の事から、評価は1点とさせていただきました
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