認知症の家族と接する方法、心の持ち方【おすすめ方法 10個】

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大切な家族や親戚が認知症を発症した時、きっと不安な気持ちでいっぱいになるはずです
大切な方、及び介護を行う家族さんが共に健やかに暮らせるように今回の記事では認知症患者さんに接するときの方法、心の持ち方を主観も踏まえ10個紹介していきます

認知症患者さんとの接し方

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僕のお婆ちゃんも認知症で、短期の出来事を記憶するのが難しい状況です
初めは戸惑い、イライラしてしまうこともありましたが、書籍やインターネットで勉強していくうちに、感情のコントロール、接し方などを学び、毎日楽しく暮らしています

この章では実際に僕が行っており、病院などでも行われている認知症患者さんとの接し方について解説していきます

怒らない

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皆さんは突然怒られたら不快な気持ちになりますよね
認知症患者さんも人間ですので同じなんです
短期記憶が苦手なアルツハイマー型認知症では、自分がなぜ怒られているのかわからない状況になってしまいます

自分に非がないのにこの人は怒っている
そう思ってしまい、不快な気持ちだけがずっと残ってしまうのです

そうなってしまうと良好な関係を築きづらくなってしまいます
まずは湧き上がる怒りを深呼吸で押さえることから始めましょう

目を見て話す

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目を見て話す、視線を合わせることで相手に安心感を与えます
この人は自分に好意がある、自分の敵ではない
そう思ってもらうことで、「いい感情、気分」になりコミュニケーションがとりやすくなります
目を合わせるために、中腰になったり、姿勢を下げることも有効です

命令、強要しない

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皆さんも、いきなり命令口調で言われても納得できませんよね
認知症患者さんも同じです
強い口調で命令すれば、「いやな感情、気持ちが」心に根付いてしまいます
お願いする際でも、強い口調で言うのではなく、優しく笑顔で接しましょう

ゆっくり話す

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認知症の原因は脳の萎縮や不要なタンパク質の蓄積によるものです
それによって、脳内の処理能力にも低下がみられるます
早口で喋ると言語の処理が追い付かづ、理解できない状況に陥り、
「言うことを聞いてくれない」
「言っても理解できない」
といった意思疎通や認識のずれにつながります
まずは相手が理解しやすいようにゆっくり話してあげてください
案外意思疎通がとれる事を実感できるはずです

見えるところで同調を、見えないところで修正を

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皆さんは、こんな経験ありませんか?
お腹が空いていないのに、どんどんお菓子を持ってくるお年寄り
自分はいらないと何度も言っているのにどんどんもって来る
次第に腹が立ってくる

典型的な認知症症状ですが、僕たちからしたら何度も言わせるなと思いますよね
しかし、よく考えてみてください
この行為はあなたのためを思っての事なんです
その点を心にとめておいてください

何度もお菓子をもって来るなら、
「ありがとう」
「美味しそうだね」
といったん受け取って、見えないところでこっそり返しておく

そうすることで、認知症患者さんもあなたも心にモヤモヤを抱えることなく生活できるはずです
認知症患者さんの見えるところでは同調し、見えないところで修正、処理することも大切だと感じます

あなたが全て一人で処理する必要はありません
周りの人にも協力を要請して後始末を行うのが理想的です

一緒に運動してみる

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家で閉鎖的に過ごすより、思い切って一緒に運動してみるのも効果的です
運動を行う事で、脳への血流が増え認知症の進行を予防したり、無気力への対策にもなります
この事に関しては、名著である以下の書籍に詳しく解説されています
【脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方】
ジョンJ.レイティ(著)/エリック・ヘイガーマン(著)

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心の持ち方

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認知症介護は心を擦り減らしてしまいます
自分がやらないと・・・
正義感や責任感が強い人ほどそう思ってしまい、ますます悪影響です

この章では、介護しながら健やかに生活するための心の持ち方について解説していきます

すべて自分がやらなくてもいい

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介護をすべて自分が引き受ける必要はありません
患者さんや、自分のためにも、家族や親せきを頼ってみてください
訪問サービスなどもおすすめで、閉鎖的な環境に刺激を与えてくれます

疲れたら少し距離をおく

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極論ですが、人間はそう簡単には死にません
なので、あなたが24時間、365日つきっきりになる必要なんてありません
ずっと気にしている必要なんてないんです

介護で疲れたら、少し距離をとって気分をリフレッシュしてみてください
それが巡り巡って患者さんのためにもなるはずです

自分には自分の人生がある

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自分にはやりたいことがある、でも介護があってそれができない
そう思っているなら施設への入居も検討してみてください
介護は義務ではありません
あなたの人生はあなたのものです
もう無理だ、しんどい、やめたい
そう思ったらやめてもいいんです
認知症患者さんがご健在だった時のことを思い出してください
あなたが精神的に潰れていく姿を見たらきっと心を痛めるはずです

「あなたには介護をしなくてもいい」そういった選択肢があることも覚えておいてください

忘れる姿も可愛いと思う

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認知症患者さんはすぐに物事を忘れてしまいますよね
そんな姿ですら可愛いと思えるようになれば、精神的負担も大きく軽減するはずです
忘れてしまって聞き返してきても、笑いながら教えてあげましょう

そして疲れたら、上記で説明したように距離を取り自分の心に余裕を持たせます
そうすることで、自分の心も満たされ、患者さんも笑顔になれる環境づくりができるはずです

最初は可愛いと思えなくても自分に「可愛い、可愛い」と言い聞かせてください
人間の脳は案外単純なので、続けていくうちに自己催眠のように思いこんでいきます

まとめ

今の日本では急激に高齢化が進み、今後認知症を発症する方はどんどん増える見込みです
現在の日本でも高齢者の約4人に1人は認知症であるとされています
認知症は徐々に進行し、発症者やその家族、親しい人たちを不安な気持ちにします
対策や接し方を知らなければ、みんなが不幸になってしまうことも…
そんな時にこの記事が役立てば幸いだと思い、執筆させていただきました
皆様とそのご家族の幸せな暮らしを願っています

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