お年寄りに必須の栄養素【活性型ビタミンD・増やし方・おすすめ食材】

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年齢を重ねると、どんどん骨の密度が低下してしまい、これを「骨粗鬆症」と呼びます
骨密度が低下してしまうと、ちょっとした衝撃で骨折などをしてしまい、高齢の場合ではそのまま寝たきりになってしまうケースもあります

今回の記事では、そんなお年寄りに必須ともいえる栄養素「活性型ビタミンD」について解説していきます!

活性型ビタミンDとは?

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  • ビタミンDにはD2からD7の6種類あります
  • D4~D7は食品にはほとんど含まれていないうえ、活性も低い(人体に効果が薄い)です
  • 一般的には、高い生理活性を示す「ビタミンD2」と「ビタミンD3」の2つが重要になります

(ビタミンD2:エルゴカルシフェロール)→食品から主に摂取する
(ビタミンD3:コレカルシフェロール))→人体で主に合成される

働き

  • ビタミンDは肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDに変わります
  • 体内の機能性たんぱく質の働きを活性化させ、さまざまな作用を及ぼします
  • 正常な骨格と歯の発育促進を助けます
  • 小腸でのカルシウムとリンの腸管吸収を促進させ、血中カルシウム濃度を一定に調節します
  • 血中のカルシウム濃度が適正だと、神経伝達や筋肉の収縮などが正常に行えます

ビタミンDはコレステロールから人体内で合成できますが、消化管からのビタミンDの吸収が低下すると容易にビタミンD欠乏症になってしまします

一日の目安摂取量

日本人の食事摂取基準(2015年版)では1日の摂取の目安量が、18歳以上の男女ともに5.5㎍(マイクログラム)、耐用上限量が100㎍と設定されています

活性型ビタミンDを増やすには?

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活性型ビタミンDを増やすには、日光浴がおすすめです
ヒトにおいては、午前10時から午後3時の太陽光を週に2回、5分から30分の間、顔、手足、背中に浴びることで十分な量のビタミンDが体内で生合成されます

日中に仕事で外に出られないという方には、朝の散歩がおすすめです
朝散歩するメリットとしては
・日光を浴びて、活性型ビタミンDを産生できる
・セロトニン(幸福ホルモン)が分泌されて、前向きな気持ちになれる
・血流が良くなって、パフォーマンスが向上する

などが挙げられ、多くの著書でも紹介されています

おすすめの食べ物

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きのこ類、魚介類、卵類、乳類に多く含まれています
また、ビタミンDは脂溶性であり、油で調理すると吸収率が上がり効率的です

油と一緒に調理し摂取することにより吸収率が高まります
過剰に摂取した場合、尿で排出されないので人体に害を及ぼす場合があります

特におすすめの食品は、干し椎茸です

干し椎茸は、1つ(約5g)で12.7μg活性型ビタミンDを摂取することができ、一日の目安摂取量である5.5μgを簡単に達成できます

その他のおすすめ食品は以下の通りです

    食品名     可食部100g当たりの成分量【ビタミンD(㎍)
椎茸 乾燥12.7
きくらげ 乾燥85.4
鶏卵 卵黄 生5.9(約一個)
べにざけ 生33.0(一切れ)
しらす干し 半乾燥品32.0(大匙一杯)

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