今回は、佐藤伝さんが書かれた、『ひとりビジネスの教科書』を解説していきます。
この本は『自宅起業で、お金と自由を手に入れる方法』を教えてくれます。
- 副収入が欲しい
- 自由になりたい
- 会社に縛られたくない
そんな方は、この本をぜひ読むべきです。
本書の中には、一人でビジネスを始めるさいに大切なことが詰まっています。
- 心構えや
- 商品の作り方
- 自分のやりたいことの見つけ方
- 集客の方法
- 安定して商品を売る方法
この本を読むことで、これらの理解を深めることができ、自信を持ってひとりビジネスを始められるようになります。
また、文面からも佐藤さんの人柄が伝わってきて、非常に勇気づけられる内容になっています。
今回の記事では、僕が本書の中で特に好きな部分を紹介していきます。
・個人でビジネスを始めたい!
・何かしたいけど、何をすればいいか分からない…
・ひとりビジネスを全体的に知りたい。
『ひとりビジネス』は5つのフェーズに分けられる
本書の中で、佐藤さんはひとりビジネスには5つのフェーズがあるとおっしゃっています。
この5つのフェーズを順に達成していけば、お金や時間に縛られない自由を得ることが出来るのです。
ではまず、5つのフェーズの全体を見てみましょう。
- 迷いの状態
- テーマを決める
- コンテンツ作り
- 集客・販売する
- 自動化する
これら一つ一つの内容は、もう知っていたり、どこかで聞いたことがある方も多いと思います。
しかし、そんな方にもこの本を強くおススメします。
本書を読むことで新しい発見や、違った視点で自分のビジネスを見つめる機会になるためです。
今回の記事では、フェーズ2の『テーマを決める』までを解説していきます!
ブログを読んでフェーズ2以降が気になった方は、ぜひ本書を読んでみてください。
フェーズ1:迷いの状態
ほとんどの人がこの状態
フェーズ2:テーマを決める
ビジネスの方向性を決める
フェーズ3:コンテンツ作り
自分で決めた「テーマ」に沿って商品を作る
フェーズ4:集客・販売する
インターネットに「自分メディア」を構築、ガンガン配信する!
フェーズ5:自動化する
「ひとりビジネス」を自動化、仕組み化すればお金がドンドン増える!
フェーズ1『迷いの状態』とは?
気になった方も多いと思いますが、まずはこの迷いの状態が何なのか解説します。
佐藤さんが定義する迷いの状態とは、
『何かやりたいけど、スタートがまだ切れていない人』
のことを表しています。
この状態の人が一番多く、7割近くいるのだと著者は言います。
これは、僕もすごく同意できます。
僕自身も何か副業をしたいけど、何を始めたらいいか迷って、結局なにもできていない時期があったからです。
今の時代、動画編集やブログ、せどりなどの副業が多く存在していて、何が自分に向いているのか分からなくなってしまいますよね( ;∀;)
迷った末に、結局何も行動しない…
僕みたいに『迷いの状態』に陥っている人は多いはずです!
ここからフェーズ2の『テーマを決める』までの道のりは果てしなく長い気がしますよね…
次の章から、フェーズ2に移るための方法や考え方を解説していきます。
このブログで、皆さんのテーマ決定に少しでも貢献できたら嬉しいです!
迷ってる状態だと、「何かしなきゃ」と思って焦りや不安が出てきますよね…
そんな不安を取り払うために、テーマを決めてビジネスを開始しましょう!!
フェーズ2『テーマを決める』ためには?
何をするにもまずは「テーマ」を決めることが大切です。
でも、いきなりテーマを決めろと言われてすぐにできる人もいないですよね。
そこで、この章ではテーマの決め方を詳しく解説していきます!
一部でも気になる部分があったら、試してみてください!
テーマを決めるときは勘違いに注意
著者は、テーマを決める際に注意すべき点を教えてくれています。
それは「テーマ」と「手段」を勘違いしてはいけないという事です。
ひとりビジネスに限らず、どんなビジネスにも共通していることがあります。
それは以下の3要素を決めることです。
誰に(対象)× 何を(テーマ)× どのようにして(手段)
この3要素を満たしたとき、はじめてビジネスとして成り立ちます。
そしてよくある勘違いが、テーマと手段が混同してしまうことです。
例えばコーチング。
コーチング自体は手段ですが、たまにコーチング自体をテーマにしてビジネスを始めようとする人がいるようです。
コーチングをする前に、まずは「何を教えるのか(テーマ)」を決めないといけません。
このまま始めると、テーマが曖昧になり迷走してしまいます。
このように、テーマを取り違えると挫折する危険があると佐藤さんは言います。
そうならないように、まずは自分が始めようとしていることが、3要素を満たしているかを考えてみてください。
自分の3要素を考えてみた
対象 :昔の自分、ブログを見てくれる方
テーマ:ためになる本の知識を解説する
手段 :ブログ、SNS
AからBへ変わる方程式
テーマを決めるおススメの方法を紹介していきます。
それは、「AからBに変わる方程式」で考えることです。
この場合のAとは、あなたの商品、サービスを使う前のお客さん。
そしてBは、あなたの商品を利用した後のお客さんの状態です。
もっと簡単に言い換えると「Aだった人がBになる」と言い換えてもOKです。
あなたが提供するサービスで、お客さんはどう変わりますか?
どんな問題を解決できますか?
以前よりハッピーになれますか?
これらを具体的にイメージできれば、おのずとテーマが決まります。
この方程式を基準に考えることで、「誰かの悩みや問題を解決して、より良い状態にすること」をテーマに盛り込めるようになります。
人が変化する過程を見ていて、あなたがワクワクできることを探してみてください!
この考え方は凄く大切だと思いました!
これをハッキリ言える人は、誰かに価値を提供できている証拠ですね!
僕は、このブログを読んだ人が、悩み解決している姿を想像してワクワクしました(*’▽’)
コア・メッセージを決める
テーマがなんとなく決まってきたら、次はコア・メッセージを考えてみましょう!
コア・メッセージとは『あなた自身のキャッチフレーズのようなもの』です
「〇〇をして××を変える」
「△△の悩みを◇◇で解決する」
というように、あなたがやっている(やろうとしている)ひとりビジネスをインパクトある短いフレーズで表現したものです。
「何のために?」で突きつめて、ビジネスの根っこを言葉にしてみることが大切です。
このコア・メッセージは「誰に、何を、どのようにして」が明確になっている人なら考えやすいはずです。
「あなたが何をしようとしているか」を、みんなに分かりやすく伝えるキャッチコピーを一度ゆっくり考えてみてください。
コア・メッセージがうまく考えられないという人は、普段の会話の中にヒントがあるかもしれません。
いつも口にしていることは、いつも意識しているという事です。
普段、あなたがおしゃべりしている、その会話の中にこそ、コア・メッセージにたどり着くヒントが隠されているかもしれません。
これはコア・メッセージかもしれない…
そう思ったときは、以下の3つのポイントをチェックしてみてください。
そのフレーズを聞いただけでワクワクする
そのフレーズを実現できるなら、休日に仕事をしてもいい
そのフレーズを形にするためなら、無償で人を助けることもできる
どうでしょうか?
これら3つに「イエス!」と即答できるのなら、それはあなたのコア・メッセージです。
コア・メッセージは、個人のキャッチフレーズであると同時に、あなたの「ひとりビジネス」の旗印にもなります。
これが決まれば「ひとりビジネス」の勢いがドンドン加速していきます。
行き詰った時も、このコア・メッセージがあなたを初心に帰らせてくれて、再スタートを切れるのです。
僕がキャッチコピーを付けるとしたら…
『本を紹介して、役立つ知識を広げる』かな…?
自称するのは何だか恥ずかしいですが、目標が定まった感じがしますね!
佐藤さん直伝、成功する行動習慣
ここからは、佐藤さんがおススメする行動習慣を紹介していきます。
ユニークな言葉で紹介される行動習慣はどれも面白く、分かりやすいものばかりです。
成功するための行動習慣をぜひ覚えて行ってください!
「ビビサク」で迷わず行動
さて、テーマも決まり、コア・メッセージも用意できたとします。
ここからは、「ひとりビジネス」を成功させるために必要な行動習慣をお伝えします。
著者はここで「ビビサク」という言葉を紹介しています。
これは著者の造語であり、辞書を引いても出てこないそうです(笑)
ビビサクとは、「ビビっと感じたら、サクッと行動する」という行動習慣を表しています。
直感でビビっときたら、サクッとすぐに行動するのです。
過去の体験をよく思い出してみてください。
うまくいったときは、何も迷わなかったはずです。
うまくいくときは、迷わないものなのです。
逆に、あれこれ迷ったときはどうだったでしょう?
謎の儲け話や、上がると言われて買った株、ビビっと感じていないのに選択したときの末路は「こんなはずではなかったのに…」と後悔したことが多かったはずです。
だから、「迷ったらやめる」これを肝に銘じておいてください。
このビビサクは「ひとりビジネス」の成長を加速させるアクセルです。
経営者である自分の直感を信じる姿勢を大切にしてください。
この「ビビサク」には共感する部分が多いです!
直感的に「うまくいく」と思ったことって何故か成功するんですよね。
自分の本能は、正解を知っているのかも…(笑)
「ビビサク」+「さわズー」が成功の道を開く
「ビビサク」と同じくらい大切なのが「さわズー」です。
「さわズー」とは「さわやかな、ズーズーしさ」という行動習慣を表した言葉です。
「ひとりビジネス」を最短で成功させるには、このさわやかなズーズーしさが必須だと著者は言います。
別名「笑顔でごり押し」らしいです(笑)
営業のカリスマが、お客さんに商品を販売するときに、最強にして最高の言葉があるそうです。
それはズバリ、「買って!」です。
「ぜひ商品を買ってください!」
と、さわやかにズーズーしく言うことこそ、最強なのです!
「とってもイイから、ぜひ購入してみて!」
と自信をもってハッキリ伝える。
正面から堂々とお願いする。
基本はストレートの直球で、回りくどく、あざとい変化球は必要ないのです。
羞恥心やプライドが邪魔をして、「買って!」の一言が言えない人は多いはずです。
でも、あなたの商品、サービスは恥ずかしくなるようなものですか?
そうでなければ、胸を張ってお願いしてみましょう!
「ビビサク」習慣と合体させると、
「ビビサク」+「さわズー」=「ビビさわズー」となります
直感を信じて素早く行動して、さわやかにズーズーしくお願いする。
この2つの行動習慣を今日から楽しんで実践してみてください!
まとめ
今回は佐藤伝さんが書かれた「ひとりビジネスの教科書」を解説していきました。
ひとりビジネスを成功させるステップは全部で5つありましたね。
- 迷いの状態
- テーマを決める
- コンテンツ作り
- 集客・販売する
- 自動化する
この記事では、1.迷いの状態 2.テーマを決める ことについて解説しました。
テーマを決めるにあたって大切なことは以下の3点です。
- 勘違いに注意する
- AからBに変わる方程式を活用する
- コア・メッセージを決める
加えて、佐藤さん直伝の成功する行動習慣も紹介しています。
- 「ビビサク」で迷わず行動
- 「ビビサク」+「さわズー」が成功の道を開く
この考え方は面白いので、ぜひ活用してみてください!
もしも、続きが気になった方がいたら、本書を手に取って実際に読んでみてください!
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
コメント