今回は、脳科学者の中野信子さんが書かれた、『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を紹介していきます。
本書は世界で活躍する「頭のいい人」が行っている31の習慣を教えてくれます。
この本を一言で表すと、
『頭のいい人の習慣を学び、自分のレベルアップにつなげる本』です。
著者の中野さんは、東大の大学院で医学博士号を取得した後、フランスの国立研究所に研究者として勤務していました。
その時、世界中たくさんの「頭のいい人」を見てきたそうです。
また、中野さんは興味本位でMENSA(メンサ)の会員にもなっていて、そこでも世界中の「頭のいい人」との交流を行っています。
*MENSA:全世界の上位2%の知能指数を持つ人のみが入会を許可される団体

普通の事のように言っていますが、めちゃくちゃ凄い人ですよね!
想像もつかないレベルで頭良さそうです(笑)
常に「頭のいい人」に囲まれる毎日を送る中野さん、だんだんと「頭のいい人」の共通点が分かってきたそうです。
中野さんは『世界で通用する「頭のいい人」に誰でもなれる』と言っています。
なんだかワクワクしますよね!!
僕も頭良くなりたいです( ;∀;)
この本の中では、「頭のいい人」が行っていることを、31の項目にまとめて分かりやすく紹介されています。
今回の記事を通して「世界で通用する頭のいい人」の習慣を伝え、皆さんのお役に立てれば幸いです!
こんな人におススメ!
・「頭のいい人」になりたい!
・優秀な人がやっていることを知りたい!
・もっと効率よく仕事をこなしたい。
頭のいい人は『あえて空気は読まない』
1つ目は、『あえて空気を読まない』です。
少し前、日本では「KY(空気読めない)」という言葉が流行りましたよね。
僕はちょうど学生の時だったのでよく覚えています。
友人にKYと言われないかヒヤヒヤした思い出があります…( ;∀;)
しかし、中野さんが言うには、『頭のいい人はあえて空気を読まない』らしいです。
これを聞くと、「え?」と思いませんか?
頭がいいから許されるのであって、普通の人がKYだと、ただの厄介な人になりそうですよね。
そこは安心してください、ただの自己中なKYになれと言っているワケではないんです!
中野さんが言うKYとは、『苦手なことはきっぱりと断る人』のことなのです。
苦手なことを断り続けると…
「協調性がない」
「空読めよ…」
などと思われそうですが、心配いりません!
その分、自分の得意な部分に全力を出すのです。
本書の中では、こんな例え話がされています。
Sさん、Hさんという二人の優秀な研究者がいました。
Sさんは苦手な事や、やりたくないことを断り、やりたい研究だけを行っています。
一方のHさんは皆に気を使って、自分の希望しない研究にも手を貸していました。
Sさんも、Hさんも優秀で、優れた論文を書いていたのですが、周りからの評価が高かったのは自己中なSさんの方だったのです。
一見すると、Hさんの方が協調性があり、高い評価をもらっていそうですよね?
なぜ、Sさんは自己中であるのに、高い評価を受けていたのでしょう?
本書の中ではこう語られています。
Sさんは『自分の得意なことは何なのかを知っており、自分が苦手なことはやらない』ようにしていた。
このKYな姿勢が、結果的にSさんの高評価に繋がったのです。
苦手なことに時間と労力を使うのではなく、自分の得意なところに全力を出す。
苦手な部分は、特異な人を探して任せる。
30点しか取れない苦手分野を伸ばそうとするのではなく、90点取れる得意分野で最高のパフォーマンスを発揮するのが「頭のいい人」なのです。
これは、エッセンシャル思考にも似ていますね!
KYになることで、本当に重要なことに全力を出せそうです。
僕も得意なことを活かせる場面では、KYになろうと思いまいした(*’▽’)
頭のいい人は『自己診断書を作る』
2つ目は、『自己診断書を作る』です。
自己診断書を作り、自分のしてきたことを見返すと自信が湧いてくるのです。
この自己診断書の書き方はシンプルで、
- 自分の努力を記録すること
- 目標を数値化すること
この2点をノートなどにまとめることで作ることが出来ます。
自分の努力を記録すること
「自分の努力の記録」を取ることは、モチベーションを維持する上でとても重要になってきます。
記録を取ることで、自分の努力を可視化でき、やろうと思っていることが長続きするのです。
手帳でもスマホでもカレンダーでも何でもいいので、とにかく努力の記録をつけます。
すると、頭がいつも、目標の達成を意識するようになるのです!
目標達成を常に自分に意識させ続けると、自然と脳がやるべきことを選別するようになります。
さらに、後から努力の痕跡を見返したときに、「自分はこんなにやってきた!」となって励みになります。
すると自信が湧いてきて、挫折するのを防いでくれるのです。
最近は僕も、やったことをノートにメモするようにしてます!
日々の生活でいかに自分が頑張ってるかを実感でき、自己肯定感も上がるので凄くおススメです!
目標を数値化すること
目標を数値化することで、目標と現状との距離がわかるようになります。
「目標を数値化」することは自分にプレッシャーをかけることなので、なかなか最初は設定することが難しいかもしれません。
目標数値が高すぎるとうんざりしてしまいます。
逆に低すぎても張り合いがないですよね。
そこで大切なことが、設定する目標の難易度を「適度」にすることです。
適度な難しさであることが、モチベーションを維持する秘訣になるのです!
自分が「クリアできる」と分かっているラインよりも、もちょっと背伸びしたあたりが丁度いいと本書には書かれています。
これを目標数値の「基準」として考えてみてください。
数値化しない目標問いうのは、達成したかどうかがよく分からないため、取り組みずらいものです。
何をしたらいいか分からず、焦りますよね。
「その目標にどれだけ近づいたのか」
「どこが自分にとって難しいポイントなのか」
などは数値を設定しなければ見えてこないはずです。
あくまで、数値を設定するのは、「何が何でも達成する」とやっきになるためではなく、目標と現状との差をちゃんと知っておく上で重要になるためです。
目標とは、人生の質をより良く変えていくための道具でです。
最終到達地点ではなく、自己を高める起爆剤と考えたほうがいいと著者は言います。
適度な目標を立て、数値化することで日々前進する自分を感じることができるはずです。
そうやって人生を充実させるのが「頭のいい人」なのかもしれません。
この本を読み、僕も目標を決めました。
ずばり、ブログPVを1日100にすることです!
日々少しずつ前進していきたいです(*’▽’)
頭のいい人は『流れ星に願い事が必ずできる』
3つ目は、『流れ星に願い事が必ずできる』という内容です。
日常で見る流れ星についても、「頭のいいい人」は変わった視点を持っています。
僕は流れ星を見つけても、「ボー」っと眺めてしまいます。
しかし、どうやらそれではダメなようです( ;∀;)
「頭のいい人」はいつも自分の夢について考えているので、いかなる瞬間でも自分の願いごと(目標)を言えるのです。
流れ星に願い事をすると、その願いが叶うのはどうしてか知っていますか?
流れ星自体には、願いを叶える力はありませんよね。
自分がいつもそのことを思い続けているから願いは叶うのです。
流れ星は、一瞬で流れて消えてしまいます。
光っている瞬間は、0.5秒くらいだそうです。
その一瞬の時間で、願い事を考えていたら、あっという間に光は消えてしまいます。
もしそこで、願い事が言えるのなら、それはいつでも自分が「そうなったらいいな」と願うことが出来ている証拠です。
自然と自分はその方向に進んでいくのです。
流れ星に願い事が言えた時点で気持ちは本気!
夢の現実に、確実に近づいているわけです。
「頭のいい人」は自分の目標もしっかり把握しているんですね!
僕も、自分の目標をすぐに言えるように把握しておかないと!
まとめ
今回は、脳科学者の中野信子さんが書かれた、
『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』
を紹介しました。
この記事で解説した内容は以下の3点です。
- 頭のいい人は『あえて空気を読まない』
- 頭のいい人は『自己診断書を作る』
- 頭のいい人は『流れ星に願い事が必ずできる』
本書の中には、これ以外にも沢山の魅力的な内容が詰まっています。
仕事で役立ったり、新たな考え方を学ぶことが出来ますよ!
気になった方は、ぜひ手に取って読んでみてください。
この本の内容を少しづつでも意識して実践してみれば、数年後にとんでもなく頭がよくなっているかもしれませんね(*’▽’)
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