『投資』を知らなければ、あなたは一生『奴隷』のままだ! 『教養としての投資』を紹介

未分類

今回は、奥野一成さんが書かれた、『教養としての投資』を解説していきます。

奥野さんは、農林中金バリューインベストメンツ株式会社の常務取締役であり、自信が厳選した株式で「おおぶね」ファンドシリーズを運用しています。

この本を読むことで『日本人が身に着けるべき、投資家の考え』を学ぶことが出来ます。

奥野さんは、投資を通じて「今の日本人に必要な思考」や「お金との向き合い方」を教えてくれています。

投資は『お金を増やす方法』ではなく、『人生を良くする方法』であると気づけるでしょう!

こんな人におススメ
・投資についての新しい考え方が知りたい!
・投資の勉強がしたい!
・個別株投資に興味がある!
・凄い投資家さんの考え方が知りたい!

貧しくなる日本で生き抜くには?

皆さんも感じていると思いますが、日本はどんどん貧しくなっていきます。

少子高齢化、伸び悩む産業、高い税率…

それでも平成の時代は、昭和の遺産を食いつぶすように生きながらえてきました。

しかし、令和の時代はますます厳しさが増していくことは間違いないと筆者は言います。

それを食い止める方法はないのでしょうか…?

一つの解決策として、一人ひとりが『投資家の思想』を持つことがあげられます。

これまで、多くの日本人は『労働者の思想』しか持っていませんでした。

しかしその思想では、もう未来はないのだと筆者は語るのです。

では、『投資家の思想』とはどのような考え方なのでしょうか?

次の章で解説していきます!

最近の増税や、GDPの推移を見ていると、「日本大丈夫かな?」と思いますよね…
でも僕は日本大好きなので、何とかしたい…( ;∀;)

『投資家の思想』とは?

いきなり『投資家の思想』などと言われても困惑しますよね。

この言葉だけ聞くと、

「なんか難しそう…」

「投資なんてよく分からない。」

「なんか怪しいな!」

などと思うはずです。

しかし、本書で語られている『投資家の思想』とは、お金関係だけでなく、もっと広い意味で用いられています。

この本が意味する『投資家の思想』とは…

さまざまな知識を総動員して結果に結びつける作業プロセス

だと言っています。

僕はこれを聞いて、「なるほど!!!」と納得できました。

投資は様々な手法や、情勢、心理状態などが複雑に絡みあっています。

プロの投資家と呼ばれる人たちは、その中で最善の方法を考えたり、組み合わせたりして結果を残そうと奮闘している。

知識を総動員して結果に結びつける…

僕は、凄く腹おちした気分になりました。

投資はまさに『知識の総合格闘技』ですね!!!!!!
(すみません、僕の偏見が入ってます。(*^-^*))

幅広い意識を身に着けるのと同時に、それを上手に組み合わせて自分なりの仮設を導く。

この能力があれば、投資でもビジネスでも成功する可能性は大きく上がります。

日本でこのような思想を学ぶためにも、筆者は投資を知るべきであると言っているのです。

『投資家の思想』は、お金を増やす以外にも、僕らを助けてくれそうですね!
次の章では、投資家の思想を育てる方法を解説していきます。

投資家の思想を育てるには?

前の章で、『投資家の思想』について学びましたね。

ここでは、その思想を育てる方法を解説していきます。

従来の思想『労働者1.0』

でもその前に、今の日本ではびこる『労働者の思想』を知っていただきたいです。

あなたは、自分で何か目的を持って今の職場に就職しましたか?

なんとなく学校を卒業し、なんとなく就職した。

職場では上司の指示に従い、なんとなく働く。

やりがいは感じていないが、日々の生活を支えるための働いている。

筆者は、そんな人たちを『労働者1.0』と呼んでいるそうです。

労働者1.0の人たちは、常に受動的で、いわゆる「指示待ち」状態です。

いつまでたっても使われる側であり、この思想に人が多いことによって日本は危機に瀕しているのです。

僕も大学時代や社会人になって数年はこの「指示待ち」状態でした。
何も考えなくていいから、凄く楽なんですよね~( ;∀;)

目指すべきは『労働者2.0』

『労働者1.0』の対比として、この本では『資本家』が描かれています。

資本家とはどんな人?

資本家は、お金を出して人を働かせます。
人の才能や時間を使うのです。

『労働者1.0』のように受け身ではなく、自分から課題を見つけ、変革する力を持っています。

その力を発揮するために、物事を連想する力に加えて、産業構造を理解し、広く世界を知ろうとする意欲を常に持っています。

あなたはこれを見て、『労働者1.0』と『資本家』のどちらになりたいと思いますか?

多くに方は『資本家』になりたいと思うでしょう。

しかし、なりたいと思っても『資本家』にはなれませんよね。

そこで、本書の中では『労働者2.0』を目指せと言われています。

労働者1.0の「他人に働かされている」というマインドセットを

「自分が働いている」に切り替えるのです。

そのために、「自分が持っている才能を搾取されている」ではなく、

「自らアピールして自分の才能を誰かに売ってやろう」くらいの気概を持つべきだと、本書では書かれています。

受け身ではなく、主体性を持った労働者になる。

自ら考え、学び、多くの事を成し遂げていく。

その過程で、

さまざまな知識を総動員して結果に結びつける力(投資家の思想)

を身に着けることが出来るのです。

この本では、知識を総動員して、結果に結びつけようと努力する様子を

『脳みそに汗をかく』と表現しています!

自主的に行動して、脳みそに汗をかくような人になりたいですね。

投資をすれば働き方のマインドが変わる?

本書では、資産形成についても、労働者1.0と労働者2.0では考え方が違うと言っています。

労働者1.0のマインドには「投資をする」という発想はありません。

自分の時間と才能を切り売りするしか、お金を稼ぐ方法を知らないからです。

なので、自分のお金を投資して、他人の労働から分配を受け取るという発想は出てこないと筆者は言います。

これに対して、労働者2.0のマインドを持つようになると、自然と資産形成に投資を組み込もうという発想が出てきます。

広い視野で世の中のビジネスに目を向けることで、自分自身が働く以外に収入を得る方法があることに気づけるからです。

働き方のマインドセットを変えると同時に、資産形成に投資を組み入れることで、資本家に一歩近づけるのです。

『投資家の思想』という新しい考え方は目から鱗ですよね!
僕も、労働者2.0を目指して、自分で考えて動くことを意識してみます(^^)/

奥野さん流の投資術

ここからは、お待ちかねの『奥野さん流の投資術』について解説していきます。

ここでは一部を抜粋しているだけなので、全てを知りたいという方は本書を読んでみてください。

奥野さんの考え方は、投資先の企業を探すだけではなく、人生で大きな決断を迫られた際にも、判断の手助けをしてくれるはずです。

そんな奥野さんの投資方法…

凄く気になる!!!

いきなりですが、最も大切なことをお伝えします!

奥野さんは、銘柄選びのさいに『強靭な構造を持つ会社を選ぶ』ことが重要だと言っています。

この強靭な構造を持つ会社に投資できれば、長期で保有することができ、より大きく安定したリターンを出すことが出来るのです。

そして、強靭な構造とは以下の3つの要素に支えられています。

  1. 高い付加価値
  2. 高い参入障壁
  3. 長期潮流(ちょうりゅう)

この3つの要素を持っている会社は、構造的に極めて強靭であり、3つの要素が弱まらない限り、その株式を保有する価値があると考えられます。

皆さんもよくご存じの「ウォルトディズニー」を例にとって解説していきます。

高い付加価値

まず高い付加価値とは、

『本当に世の中にとって必要か?』

という事です。

必要性が高ければ高いほど良い。

言い換えると、会社の存在意義です。

『その会社が存在する意義はどこにあるのか?』

という事を見極める必要があると、本書では述べられています。

ディズニーは多くのコンテンツで世界中を楽しませています。

もしも、この世界にディズニーが存在しなかったらどうでしょう?

  • 昔、親子で一緒に見たお気に入りの映画
  • 友達たちとは大はしゃぎでまわったディズニーランド
  • ドキドキしたディズニーデート

このような、あなたの素晴らしい思い出は存在しなかったでしょう。

ディズニーは単に、遊園地や映画を提供しているわけではないのです。

彼女や子供など、

『大切な人に喜んで貰いたい』という消費者の課題を解決しているのです。

これが付加価値となって、1万円以上するチケットを喜んで支払うようになるのです。

高い参入障壁

皆さんは『参入障壁』という言葉をご存じでしょうか?

参入障壁とは

新規事業を展開する際に業界への新規参入を妨げる障害や要因のことです。
業界内の既存企業が競合他社の参入を阻止する場合の優位性のことも参入障壁と言います。

このように、参入障壁が高い業界ほど
・新規参入が困難
・既存企業にとっては有利
であると言えます。

先ほど同様、ディズニーを例にしてみましょう。

ディズニーは数十年の時間と莫大な費用をかけて、多くのコンテンツを作り出してきました。

今更、「シンデレラ」や「美女と野獣」など誰もが知っているありふれた童話を原作に映画を作っても、世界中の映画館で放送されることはないのです。

今更、誰も勝負しようと思わない状態こそ、高い参入障壁を築いている証拠です

もはや誰も、ディズニーの向こうを張って勝負しようと思わないほど圧倒的ですよね。

長期潮流

最後に『長期潮流』の解説せす。

これは、

「今これが増えている」

「来年にはこれが流行りそう」

などといった中短期的なブームや予想とは全く違います。

もっと普遍的で、不可逆的なものになります。

この本では、最も分かりやすい例で、「人口動態」が挙げられています。

30年前に50億人だった人口が現在は70億人になり、いずれは100億人にも到達するでしょう。

これは未来の話ではありますが、予想ではなく、ある意味『事実』です。

人口が増えるなかで、ディズニーの映画を見たり、ディズニーランドに行ったりする人は確実に増えるでしょう。

これらの3つの要素を満たす『構造的に強靭な企業』であれば、長期的に利益を稼ぎ、増やし続けることが出来ると考えられます。

奥野さんの『おススメ銘柄』

本書では、『構造的に強靭な企業』の要素を満たす銘柄がいくつか紹介されています。

ここでは、先ほどの3要素を踏まえて、1銘柄だけ解説していきます。

他の銘柄が気になる方は、ぜひ本書をお読みください!

3要素のおさらい
・高い付加価値
・高い参入障壁
・長期潮流(ちょうりゅう)

ナイキ

奥野さんは、世界最大手の靴メーカー、ナイキをおススメしています。

靴に「付加価値がない」という人はもはやいないでしょうね。

それだけ、靴は生活に欠かせないものなのです。

素足で外出する人はいませんし、スポーツをする際にも必ず靴は必要になっています。

しかも今後、世界で起こるであろう人口増加でによって、需要はもっと増えるはずです。

世界の人口に占める、中間層が増えていくことも、ナイキの未来を考える点では有効です。

長期潮流も完ぺきに満たしていますね。

では、参入障壁はどこにあるのでしょうか?

デザインでしょうか?
または技術力でしょうか?

それらはもちろん重要ですが、それ以上に圧倒的な差を生むのが

『マーケティングにかけられる費用』です

ナイキは、年間4000億円をマーケティング費用として使用しています。

想像もできないような大金ですね(笑)

マーケティングは広告やCMだけでなく、スポーツ選手のとパートナーシップ契約もあります。

ナイキと契約したスポーツ選手には莫大な報酬が与えられます。

なので、自分のは一流だと思っているスポーツ選手は、ナイキとの契約を受けたいと思っています。

一流のスポーツ選手がナイキの製品を使っていたら、アマチュアのスポーツ愛好家も同じ商品を使いたいと思いますよね!

それほどのお金を、マーケティングにかけられるほどのスポーツメーカーは他に存在しません。

アディダスもアシックスも、マーケティングにそこまでのお金をかける余裕がないのです。

マーケティングに使える費用こそが最大の参入障壁であり、スポーツ用品メーカーでは、ナイキが圧倒的に強い理由でもあります。

高い付加価値プロスポーツ選手と同じ靴やウェアという高揚感
高い参入障壁年4000億円規模の膨大な広告投資
長期潮流人口増加、経済成長、健康志向の高まり
ナイキの投資仮説

この3要素を満たすかどうか考え、仮説を立てることが出来れば、投資が楽しくなりそうですね!
僕的には、コカ・コーラやP&Gもこの3要素を満たしてると思いました!

まとめ

今回は、奥野一成さんが書かれた『教養としての投資』を解説していきました。

今一度、ポイントを整理しましょう。

本書のポイント

・これからの日本を生き抜くためには『投資家の思考』を身に着ける必要がある。

・労働者1.0ではなく、『労働者2.0』になろう

・労働者2.0になるためには、投資が勉強になる

・長期で保有すべきは、3つの要素を満たす株

  1. 高い付加価値
  2. 高い参入障壁
  3. 長期潮流(ちょうりゅう)

いかがでしたでしょうか?

この本は、お金を増やす投資だけではなく、その根底にある考え方も学べる良書です。

一生使える知識を学べるので、気になった方は是非お手に取ってみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました